ホーム >  今月の健康アドバイス 2026年

7月号 「季節のかゆみ」

 


今年も暑く、かゆい季節がやってきました。
♪夏は股間がかゆくなる♪というCMがありますが、実際気温が上がってくるとかゆみで受診される方が増えてきます。

婦人科をかゆみで受診される方は、初めての場合などかなり辛抱して来られる方が多いです。場合によっては年単位で我慢を重ねてくる方もおられます。
かゆみの原因としては、もちろん 有名なカンジダ(カビの一種)による炎症がありますが、それ以外に多いものとしてアトピーやアレルギー あるいは年齢的に皮膚などが弱くなり、乾燥しておこるかゆみなど、おできの治りかけのときなどもかゆみをともなうこともあります。
またこれらが単発でなく、複合しておこる場合もあります。
これらの中では少数派ですが、時にはコンジローマといった疣や ヘルペス(痛みをあまり伴わずかゆいメインのときもあります)、トリコモナスやケジラミといった虫の感染などが原因のときもあります。

かゆみというのは、痛みとはまた違うつらさがあり、かきむしって皮膚がはがれて雑菌などの感染が加わって強い炎症になる場合もめずらしくはありません。
このような症状が出た場合 刺激をあたえると症状は悪化しますので、とりあえずは洗いすぎないで(体温より高い温度のお湯はつかわない、こすらない、できれば石鹸は使わない)コットンの下着をおすすめします。おりものシートなどもかぶれの原因になることもありますのではずしてみるのもいいかもしれません。
そして我慢しすぎずに受診をお勧めします。


 


一般社団法人右京医師会 河野 洋子

今月の健康アドバイス バックナンバー